モノクロ印刷について
こんにちは。アトムズ・プリントのWeb担当です。
印刷データのことについて少しずつ投稿させていただきます。
アトムズ・プリントは、カラー印刷よりも安価で、コスト削減になる
モノクロ(白黒)印刷を翌日発送で承っております。
モノクロ印刷(白黒印刷)は、黒インク1色で印刷します。
データとしては、『モノクロ2階調』の場合と、『グレースケール』に分かれます。
モノクロ2階調の場合は白か黒かの2色。とは言っても白は印刷しませんので、
黒と透明の表現になります。
用紙が白の場合は白と黒ですし、用紙がクリームならクリーム色と黒
ピンク色ならピンクと黒という具合です。(図1参照)

グレースケールというのは、黒の階調(濃度)を表現し、グレーも印刷した状態の物です。(図2参照)

Illustrator等でカラーで作っていたものをモノクロ印刷にするには、グレースケールに変換します。
ただし、黒と赤や緑色などの濃い色をそのまま変換しますと、殆ど黒に近いグレーになってしまいますので、印刷された時に色の判別が付きにくくなります。
バラの花の色と葉っぱや茎の色が、ほぼ同じ色になってしまいました。(図3参照)

逆に、黄色が多いイラストの場合には全体が薄いグレーになってしまいます。

このような場合には、濃淡の差をつけたデータをご用意ください。(図5参照)

このような、印刷物のデータ作成について連載予定です。
よろしくお願いいたします。
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